CLASWELLは、人生のさいごまで「その人らしく」過ごすことを支える場所です。
今回お話を伺ったのは、2026年の春にCLASWELL下石神井でお母様を見送られた娘様。
穏やかな日常のなかで、親子で過ごしたCLASWELLでの2週間のエピソードをご紹介します。
突然のがん宣告と、15分というの面会時間の壁
住み慣れた渋谷・広尾の街で割烹料理店やパブを切り盛りし、女手一つで娘を育てあげた、芯の強いお母様。2025年12月、そんなお母様に膵臓癌が見つかりました。
癌が判明してからもリハビリ施設へ通うなど、前向きに過ごされていたお母様。しかしある日、病状は急変します。自宅で激しい嘔吐を繰り返し、救急搬送。そのまま入院を余儀なくされました。
そこで娘様が直面したのは、厳しい病院のルールです。
「病院では面会が15分に限られ、苦しそうな母のそばにいてあげたくても、いられない歯痒さがありました。母が『もう生きている意味がない』と口にするのを聞いて、居ても立ってもいられなくなったんです」
そんな時、頭に浮かんだのが、友人から聞いていた『CLASWELL』の存在でした。

「3ヶ月前にご主人をCLASWELL下石神井で見送った友人から、『一度見学してみたら』 と勧められたのがきっかけでした。病院からの帰り、その足で急いで見学に行き、そこで出会ったのが和田ホーム長でした。
事情を話すと、『違ったアプローチができる痛み止めがあるので、すぐに緩和ケアを行う方針で進めましょう』と言ってくださいました。
何より、ここでは面会制限がなく、思いのままに母のそばにいられることが決め手でした。
清潔感のある建物、そして親身になってくださるホーム長の人柄に触れ、ここなら母に穏やかな時間を過ごさせてあげられるのではないかと思いました。
見学の翌日には母を迎えていただくことができ、そのスピーディな対応には、まさに救われる思いでしたね」


さらに下石神井のこのエリアは、お母様がかつて親族の見舞いで毎日通っていた思い出のある場所だったそうです。お母様にとってなじみのあるこの場所に、不思議なご縁を感じずにはいられなかったと語ります。
母らしく過ごした2週間。「桜を見に行こう」目標を叶えた奇跡の時間
膵臓癌の進行により、お食事を口にすることが難しく、点滴で栄養を補う日々が続いていました。
「とにかく、母の痛みと苦しさを取り除くことを最優先にお願いしました。入居後も数日は痛みが続いていたのですが、お薬を調整していただいたおかげで、ようやく痛みが治まったんです。
また、母はお風呂が大好きだったのですが、きれいなお風呂で介護士さんが身体を優しくさすってくださいました。私がマッサージすると痛がっていたので、お風呂での気持ちよさそうな母の表情を見て、介護のプロはやっぱり違うなと感じたことを覚えています」

さらに入居時には、ホーム長、娘様、そしてお母様の3人で掲げた一つの目標がありました。
それは「近くの公園へ行き、一緒に桜を見る」ということ 。
「正直、当時の体調では無理かもしれないと覚悟していました。でも、母はなんとか持ちこたえてくれて。そしてタイミングを見て、ホーム長は車椅子で母を外へ連れ出してくれたんです。
周りを見渡して『ここはよく通ったあの道だよ 』と懐かしそうに景色を眺めていた母の姿は、忘れられない思い出になりました。みんなで掲げた目標を、母とホーム長がさいごに叶えてくれた。CLASWELLを選んで本当に良かったと思った瞬間でした」

それから間もなく、お母様は桜が舞う中、静かに息を引き取られました。
「自宅のようなあたたかさの中で見送ることができました。家族が泊まれるよう寝具を用意してくださって、ずっとそばについていられたことが、一番ありがたかったです。
母とはもう会うことは叶わない、それはとても寂しいけれど、さいごの2週間、CLASWELLで母らしく過ごせたことで、ただ寂しいだけの感情ではないことに心から感謝しています」

『もっとそばにいたい』『さいごまで自分らしくいてほしい』
もし今、そんな想いと現実の間でもどかしさを感じていたら、一度お話を聞かせてください。
CLASWELLは、ご本人とご家族が「今日も、いい一日だったね」と思えるような時間を過ごせるよう、医療と介護の面から精一杯お手伝いさせていただきます。






