CLASWELL光が丘で、夏祭りを開催。
スタッフが法被をまとい、祭囃子が聞こえてくると、
「いいわねぇ」
「音が聞こえてきたよ」
と、ご入居者の表情もどこか楽しそうに。
オープンしてまだ間もないCLASWELL光が丘。
準備するものも多いなか、今回このような大がかりな夏祭りを企画したのは、何よりも「ご入居者に楽しんでいただきたい」というスタッフの想いからでした。

準備する時間も、みんなでつくる夏祭り
当日に向けて準備を進めるスタッフたち。
決して簡単な準備ではありませんが、声を掛け合いながら和気あいあいと進めていく姿がありました。
ご入居者やご家族にも一人ひとりお声がけしながら迎えた夏祭り。
イベントを一緒につくる時間そのものが、スタッフ同士はもちろん、ご入居者やご家族との距離を少しずつ近づけていく時間にもなっていたように感じます。
夏祭りでは、輪投げにも挑戦。
的をじっと見つめ、狙いを定めてから投げる方。
届くまで何度も何度も挑戦する方。
その姿を見ながら、
「性格がでますね〜」
と、周りから思わず笑い声がこぼれます。

なかには、車椅子に座り直し、ぐっと身を乗り出すようにして投げるご入居者も。
いつにも増して本気になるその姿に、ご家族も驚かれていました。
ブランケットや髪飾りなどの景品を手にすると、皆様うれしそうな笑顔に。
「やってみる」「もう一度やってみる!」
何気ない言葉に、その方らしさが表れていました。
焼きそばも、たこ焼きも。チョコバナナは別腹です
この日の昼食は、焼きそばやたこ焼きなど、夏祭りらしい屋台メニュー。

「久しぶりに食べる」
と喜ばれる方も多く、いつも以上に食事が進んだ方もいらっしゃいました。
たっぷり召し上がったあとでも、最後のチョコバナナはしっかり完食。
「これは別腹」とでも言いたげな、にんまりとした表情を見せてくださいました。
食べることを楽しむ。
季節を感じる。
誰かと一緒に笑う。
そんな毎日の暮らしを彩ってくれる大切なひとときです。

ベッドで休まれていたあるご入居者のもとにも伺いました。
笑顔がとても素敵だったので、撮影した写真をお見せすると、
「よく笑顔のことを、褒めてもらっていたわ」
と話してくださいました。
そして、少しずつこれまでのことを聞かせてくださいました。
以前暮らしていた場所では、思うようにお願いを聞いてもらえないこともあり、いつの間にか笑顔が少なくなってしまったこと。
けれどCLASWELL光が丘に来てからは、
「みなさんよくしてくださるから、笑顔が戻ったの」
と。その言葉にほんのり誇らしいような、とても印象に残る嬉しい出来事でした。
特別なイベントの日だけではなく、
毎日の小さな「こうしたい」に耳を傾けること。
その積み重ねが、その方らしい表情につながっているのかもしれません。

「ここにきて、食事を楽しめるようになったの」
お話を伺っていると、「ここは、食事がおいしいの」という声も何人ものご入居者から聞かれました。
ある方はご家族と一緒に、以前の食事についてこう話してくださいました。
以前は食事が細かく刻まれていて、「何を食べているかわからなかった」と感じることもあったそうです。
特に葉物は食べづらく、食事そのものが楽しみにくかったといいます。
CLASWELL光が丘では、訪問医の先生とも相談しながら一口大の食事に変更。
「見た目だけじゃなくて、味も、とてもいい」
とうれしそうに話してくださいました。
また別の方からは、口腔ケアに力を入れていることや、専門職に相談できることについて、
「ここを選んで正解だった」
という言葉も。
食べることも、口から健康を支えることも、その方の毎日の暮らしにつながっています。

特別な一日も、いつもの一日も
夏祭りというと、どうしても屋台やゲーム、にぎやかな催しに目が向きます。
けれど今回の夏祭りを通して見えてきたのは、それだけではありませんでした。
本気になって輪投げに挑戦すること。
好きなものをおいしく食べること。
自分の希望を伝えられること。
そして、「やってみたい」と思ったことを、周りの人と一緒に叶えていくこと。

CLASWELL光が丘では、買い物への同行など、ご入居者の「やりたい」に合わせた外出の機会もつくっています。
日々をただ過ごしていくのではなく、
今日という一日を、その人らしく生きていく。
これからもCLASWELL光が丘では、ご入居者一人ひとりの声に耳を傾けながら、「今日も、いい一日だったね」と思える暮らしを、皆様と一緒につくっていきます。






