CLASWELL吹田で介護福祉士として働く山岸さんが、胸の奥にずっと抱え続けてきた、以前の職場で出会った一人のご利用者との記憶。
それは山岸さんが、なぜ今、CLASWELLの現場にいるのかに深く繋がっているお話でした。
「作業としてのケアではなく、人と人として向き合いたい」
「心の叫びに、ちゃんと耳を傾けられる自分でいたい」
そんな山岸さんの気持ちを今回記事にしました。
始まりは小学生の時の衝撃。「いつか難病の方を支える仕事を」と誓った原点
山岸さんが福祉の道を志したきっかけは、小学生の時にまで遡ります。
「テレビのドキュメンタリー番組で、介護施設の方が高齢者をケアしている姿を見たんです。その映像を見た時、おじいちゃんおばあちゃんっ子だった私は『世の中にはこんな仕事があるんだ!私も将来絶対にこの仕事をやりたい』と思いました。そこからずっと、その想いはブレずに私の中にあり続けました」
月日を経て、介護福祉士の資格を取得した山岸さんは、介護施設へと就職します。
しかし、実際の現場は、山岸さんが理想としていた世界とは少し異なっていました。
「前の職場では、とにかく日々の業務を時間内にこなすことが最優先。
ご利用者のケアが終わったら、すぐに『さあ次の仕事へ』と部屋を出ていかなければならない毎日でした。ご利用者がきっと私たちに何か伝えたくても、私たちが忙しそうにしているから、相手にも気を使わせてしまう。その環境が辛くて、ずっと歯がゆい思いを抱えていたんです」

「あの時、もっと話を聞けていれば……」今も胸に残っている、あるご利用者への後悔
山岸さんの心に、今も深く刻まれている具体的なエピソードがあります。
当時、施設を利用していた、難病を抱えたあるご利用者のことです。
「その方は病気が進行するにつれて、少しずつ言葉が聞き取りづらくなっていかれました。周囲も『何を伝えたいのか分からない』と戸惑う場面が増えていきましたが、私は表情やしぐさを見ていると、伝えたいことや不安、怖さがきっとあるはずだと感じていました。
しかし、当時の私は日々の業務に追われ、その方の気持ちを傾聴する時間をどうしても作ることができませんでした。ご本人の胸の内にあった思いを受け止めきれないまま、その方のケアの時間が終わってしまった。あの時のことは、今でも本当に心残りで、私の大きな後悔として残っています」
もう二度と、こんな後悔はしたくない。
お一人おひとりの心に寄り添い、その人のペースで丁寧に向き合える場所に行かなければならない、 そう強く決意したときに出会ったのが、CLASWELLでした。

「もしこの方が、自分の大切な家族だったら」CLASWELLでの”後悔のない介助”
CLASWELLに入社して山岸さんが何よりも実感しているのは、ご入居者一人ひとりと丁寧に向き合えるケアができるようになったことでした。
1対1で向き合えるため、余裕を持ってご入居者とお話をすることができる環境があると言います。
「CLASWELLに来てからは、『あの時、もっとお話を聞ければよかったな……』と思いながら帰るような、後悔のあるケアは全く無いんです」
山岸さんがケアに入る上で、最も大切にしているブレない軸があります。
「いつも心の中で、『もしこの方が、自分の大切な家族だったら、どうしてほしいか』と自分に問いかけています。自分の祖父や祖母だったら、『一人の人』として向き合ってほしいですし、もっと話を聞いてほしいと思うはずです。その目線を常に持っています」
また、CLASWELLでは介護士が孤立することはありません。
医療依存度が高い現場だからこそ、医師や看護師、セラピストといった専門職がチームとして常にバックアップしてくれます。
「難病のご入居者は、お一人おひとりで状態がまったく異なり、痛みや発熱、急な体調変化が起こることも少なくありません。
でもCLASWELLでは、看護師が医療面での状態や変化を日頃から丁寧に共有し、密に連携しています。
だからこそ、私たち介護士は『今日はどんな気持ちで過ごされているのかな』『何か困っていることはないかな』と、ご入居者とのコミュニケーションにしっかり時間をかけることができます。
介護士として、ここまで一人ひとりと深く関われる環境があるとは思っていませんでした」

あの日の後悔を糧に、大好きな「現場」で一人ひとりのためにできることを
医療の力と、介護の丁寧な関わりがパズルのように組み合わさることで、本当の意味で「人と人として向き合う時間」が作れていると語る山岸さん。
「今この環境の私なら、あの時のご利用者にもっとできることがたくさんあったはず」と、確かな成長を感じています。
ステップアップへの意欲を燃やす山岸さんですが、目指す未来はどこまでもシンプルです。
「知識を深めてステップアップしていきたいという気持ちはあります。でも、私が何よりも好きなのは、やっぱり現場なんです。ご入居者やご家族と一番近い場所で、一人ひとりと向き合いながら関わり続けたい。
将来のキャリアを明確に描いているわけではありませんが、まずは目の前にいるお一人おひとりに対して、自分にできることをもっと増やしていきたいと思っています。」

あの日、じっくりと聞いてあげられなかった声。その悔しさを優しさに変えて。
もし今のケアに違和感を抱いている方や、「もっと一人ひとりと向き合いたい」と感じている方がいるなら、ぜひ一度CLASWELLを訪れてみてください。






