待ちに待った桜の季節。
CLASWELL下石神井では、近隣の「千川児童遊園」まで、4日間にわたり合計13名のご入居者とそしてご家族も一緒にお花見に出かけました。


ご体調に合わせて2-3名の少人数のグループに分かれ、それぞれのペースで春の訪れを感じていただきました。

このお写真に写っているのは、がん末期との診断を受けているご入居者様と、その娘様。
お母様は、よりご自身のお身体の状態に合った痛みの緩和ケアを至急行うため、見学の翌日に急遽CLASWELLへとご入居されました。
ご入居後も強い痛みが続いていましたが、スタッフ一同で懸命に緩和ケアにあたった結果、数日を経てようやく痛みが和らぎ、落ち着きを取り戻されました。
しかし、がんの進行によりお母様は口からお食事を摂ることができず、点滴のみで過ごされる日々。ご家族へは『予断を許さない厳しい状態です』という見通しもお伝えしていました。
それでも、私たちはご本人・ご家族と一緒に、一つの目標を立てました。
「近くの公園の桜が咲いたら、一緒に見に行きましょう」
厳しい状態は続いていましたが、お母様、そしてご家族の「見たい」という強い想いが繋ぎ、ついに待ちに待ったお花見の日を迎えることができたのです。
長く練馬区に住んでおられたお母様。車椅子で公園に向かう道中、久しぶりの外の空気に触れ、ふと穏やかな表情を見せてくださいました。
「目の前の道は、よく通ったあの道だよ」
そんな思い出を振り返る会話を楽しみながら、桜の木を目指しました。
公園に到着し、目の前に広がるのは満開の桜。
お二人で並んで見上げられ、娘様は、「桜、見れたね」「CLASWELLに入居できてよかったね」と涙を流され、お母様と一緒にこの春を迎えられたことを、心から喜んでおられました。
私たちスタッフも「これこそがCLASWELLの存在する理由だ」と胸が熱くなりました。人生の大切な瞬間に寄り添わせていただける重みと喜びを、改めて深く噛み締めています。
「明日はもっと咲いているかな?」「暖かくなるといいね」と、明日を楽しみに待つ時間もまた、大切なひとときだと私たちは考えています。
CLASWELLではこれからも、季節の移ろいを肌で感じ、皆さまの「やりたい」を叶えるお手伝いを続けてまいります。
次回の更新もお楽しみに!





