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  • CLASWELL仙川でカウンター寿司。五感を揺さぶる「食事を楽しむ時間」

2026年2月、CLASWELL仙川でお寿司イベントを開催。

CLASWELLでは「好きな場所へ行き、好きなものを食べる」という日常を、そして「施設の中に社会とのつながり、その環境を創って行きたい」という想いを大切にしています。

今回も単なる”お食事の提供”ではなく、五感を揺さぶる「食事を楽しむ時間」となりました。

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イベント当日までの時間も、お楽しみの時間

前日のレクリエーションの時間には、「魚の名前の漢字クイズ」を開催。

「明日はこれが出るかな」
「この魚、昔よく食べたよ」

漢字クイズをしながら、お寿司を食べているように会話もはずみます。

当日は目の前で握られる寿司ネタを見て

「次はマグロをちょうだい」「私にはイクラをください」など

一人のご入居者がオーダーをすると、「私も!」と次々に声が上がります。
誰かが美味しそうに食べる姿を見て、自分も食べたくなって注文する。

そんな、いつもと違う雰囲気とカウンター席だからこそ生まれる活気が、会場全体を包み込みました。

ある男性ご入居者は、普段フォークを使って食事をされています。
しかしこの日は、迷わず手でお寿司をつかみ、口に運び入れます。

指先をペロリと舐める粋な仕草に、スタッフの間から
「江戸っ子だねぇ!」「イキだね!」と歓声が上がります。

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また、普段は食べる量が少なく、栄養剤で食事を補っている方も大好きな「はまち」をおかわりして召し上がる姿も。

会場の雰囲気、におい、環境、そして活気が、食べる意欲そのものを掻き立てる力があるのだと、改めて感じられた瞬間でした。

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夫婦で思い出す、美味しいものを食べた記憶

この日、印象的だったのは、食事介助が必要になった奥様の姿を見るのが辛いと、同席していたご主人は一度席を立たれました。

しかし、スタッフが一度会場を離れたご主人に、
「奥様、大好きなイクラをおかわりして、美味しそうに食べていらっしゃいますよ」
とお伝えしに行くと、ご主人は再び会場へ戻ってこられました。

「イクラは大好きだからよく食べるんだ。昔は北海道まで食べに行ったこともあったね」
「サーモンは海外産の方が好きなんだよ。アナゴはいつも俺が食べていたなぁ」

お寿司をきっかけに溢れ出したのは、お二人が共に歩んできた豊かでグルメな旅の記憶でした。
イベントがあったからこそ、私たちは「施設の中にいるご入居者として」ではなく、「夫婦で楽しく過ごしてきた人生の時間」を知ることができたのです。

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また、以前「ミキサー食だとネタとシャリが混ざって味が分かりにくかった」という声があり、今回は一貫ずつネタのお皿分け、シャリ、わさび醤油のトロミも全て別皿でそれぞれご提供しました。

「これなら何のお寿司のネタかも味で分かるよ。ありがとう。美味しかった。」と、
喜んでくださる笑顔と声を、担当スタッフが毎日の食事提供もしていただいている厨房スタッフへも伝えたことで、大切な食事の時間を全スタッフで支えていることを改めて実感しました。

そして、私たちはご入居者から「ケアの原点を教わっている」そんな感覚がありました。

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写真は半口サイズのミニ寿司

「今日も、いい一日だったね。」

イベントが終わり、部屋に戻る皆さんの背中に、そんな言葉が聞こえてくるような一日でした。
CLASWELLは、これからも、病気があっても、身体が不自由でも、
その人の人生の彩りが失われないような「社会とのつながり」を企画し続けていきます。

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