「三日坊主の私が、介護だけは20年も続いている。それはきっと、ここで貰う『ありがとう』の重みが、他とは全然違うからなんです」
そう語るのは、介護福祉士として20年現場に立ち続けてきた菊地さん。
新卒から有料老人ホームやデイサービスなどさまざまな施設で経験を積み、ベテランの域に達してもなお、「毎日が勉強です」と謙虚に語る彼女。
なぜ彼女は、新たな挑戦の場としてCLASWELLを選んだのか。
その背景には、飽くなき向上心と、ご入居者への深い愛情がありました。

「三日坊主」だった私が、天職に出会うまで。
菊地さんが介護の道に進んだきっかけは、大好きだった祖父の認知症でした。
「おじいちゃん子だったので、学生ながらに祖父に何かしてあげたい気持ちで、髭剃りを手伝ったり当時の自分にできることをしてあげていました。すると、姉に『そんなにお年寄りが好きなら、介護士になったら?』と言われたことをきっかけに、介護の仕事に挑戦することにしました」
あれから気づけば20年。ここまでの道のりを振り返って菊地さんはこう語ります。
「それまでコンビニや居酒屋のバイトはすぐ辞めてしまう「三日坊主」だったのですが、なぜか介護の仕事だけは20年も続けられているんです。もともとお年寄りとお話しすることは大好きですし、人から必要とされていることに魅力を感じているのかもしれません」

「ありがとう」接客業でもよく聞く言葉ですが、介護の現場ではその深みが違うと言います。
「居酒屋での『ありがとう』が日常の挨拶だとしたら、介護現場のそれは、もっと心の奥底から絞り出されるような重みがある。落ち込んだ時、たった一人の『ありがとう』が何十倍もの嬉しさになって返ってくるんです」
デイサービス時代、あるご利用者に「きくちゃんのお風呂じゃないと嫌だ」と言われたことが忘れられないと言います。
「ただ時間内に洗うだけじゃなくて、どうすれば気持ちいいか、リラックスできるかなど、入浴介助にはこだわりを持ってやってきたので、そこを認めてもらえたのが本当に嬉しかったですね」

SNSで見た「自分らしい」ケアに惹かれてホスピスに挑戦
菊地さんが、未経験のホスピス領域であるCLASWELLに興味を持ったきっかけは、意外にもSNSの投稿の一つでした。
「たまたま流れてきた動画で、スタッフがご入居者と接している姿を見て、『なんて素敵なケアをしているんだろう』と感動したんです。HPに書かれていた『自分らしく』という言葉にも共感しました。ここなら、私が求めていた一人ひとりに寄り添うケアができるし、介護士としてのステップアップも目指せると思いました」
実際に働いてみて感じたのは、仲間の向上心の高さです。
「例えば移乗介助の時、後ろからズボンを引っ張り上げるようなケアをする人がいた時、『なんでそんなことするの?』と咄嗟に強い口調になってしまったり、上手く伝えられず歯痒い思いをしていました。ここでは、そんな介護の現場で感じている疑問をオープンに話し合い、より良いケアを追求できる仲間がいます」
今は、2026年2月にオープン予定のCLASWELL豊中北桜塚で、オープン準備をしている菊地さん。ホスピスという医療依存度の高い現場に対しては、正直不安はあると言います。
「急変時の対応など、私の心がついていけるか…。でもどんな時でも動じない介護士でありたいと思っています。知識と技術に裏打ちされた自信を持って、慌てない。私もそんな『動じない介護福祉士』になりたいんです」

プライベートでは神社巡りでパワーをもらい、ハイボールで発散してリセットするという菊地さん。
「ホスピスは『最期』に向き合う場所。だからこそ、後悔はしたくありません。あの時こうしていれば…と思わないよう、一日一日を全力で、家族のように寄り添っていきたい」
20年経ってもなお、「もっと成長したい」と願う彼女の挑戦は、まだ始まったばかりです。

あなたも、心の通うケアを追求しませんか?
経験年数に関わらず、「もっと良いケアがしたい」という想いを持つ仲間が集まっています。
不安も疑問も共有し、一緒に成長できる環境で、あなたらしい介護を形にしてみませんか?






