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  • 「最後まで、そばにいたい」その願いを支えるケア。CLASWELL白金台で始まった親子の第二の暮らし

白金台のホスピス型住宅「CLASWELL白金台」
ここには、ご入居者だけでなく、ご家族の時間もまるごと支えるケアがあります。


今回お話を聞かせてくれたご入居者のご家族は、2025年9月に「CLASWELL信濃町」へ、そして11月に「CLASWELL白金台」へ入居されました。
親子二人三脚で暮らし、4年弱にわたり在宅介護を続けてこられたご家族です。

「なぜCLASWELLを選んだのか」
「施設で過ごす日々のなかで感じていること」

娘さまの言葉から見えてきたのは、“生きていてくれるだけでありがたい”と思える時間の尊さでした。

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もう一度一緒にいられる場所を探して。たどり着いたのがCLASWELLだった

お母さまの施設探しは、ケアマネジャーと施設紹介会社からの紹介をきっかけに始まりました。
候補は2施設。
最初に見学したのは介護老人保健施設でした。

「そこは面会時間が1日15分と制限されていて。自宅からは近かったのですが、全然一緒にいられないと思ったんです」

娘さまが大切にしていたのは、アクセスの良さよりも、家族で一緒に過ごせる時間でした。
2箇所目に見学したのがCLASWELLです。

「オープンしたてでとても綺麗で、もったいないくらいでした。
何より、早朝や夜間も含め、いつでも面会できて時間の制限がなかったのが本当にありがたくて。”ここなら、好きなだけお母さんと一緒にいられる”って思いました」

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病気の再発、病院での2ヶ月。「心に余裕がなかった」日々からの転換

お母さまの病気が再発し、約2ヶ月の入院生活が続きました。

「その頃は、正直、心に余裕がなくて。
自分が倒れたら母も倒れてしまう、という怖さがずっとあったので、”共倒れしないようにしよう”って必死でした」

在宅介護は4年弱。

「最初はポータブルトイレで対応できていましたが、徐々に身体機能が落ち、介助が必要になっていきました。やってあげたい気持ちはもちろん大きいけれど、一人で支えることにも限界があって、心身ともに疲れていたと思います」

CLASWELLに入ってから、一番大きかった変化は“安心感”でした。

「看護師さんも介護士さんも、いつも優しくしてくれます。訪問でいらっしゃる時間も、いろいろなお話をしてくれて。
私が自宅でやっていたケアも代わりにやってくださるので、プロの手をいつでも借りられるのが本当にありがたくて。
安心して母の身の回りを任せられるから、私の心にも余白が生まれました」

“自分が頑張らなきゃ”という張りつめた感覚が、少しずつほどけていく。
娘さまは、その変化を何度も「救われた、ありがたい」と表現されていました。

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「排泄を失敗して怒られたことがあるんです」

「朝起きて、歯磨いて、顔洗って、食事して。
ここでは普通の生活を、普通に続けられているのがうれしいです」

そう語るのはお母さま。

「病院に入院していたとき、排便に失敗してしまったときに怒られたことがあって。
自分ではどうしようもないのに責められて、とても辛かったんです。
でもここでは、スタッフの皆さんが優しいので、安心して過ごせています」

ある日の食事介助の場面も、娘さまの心に残っているといいます。

「介助してくれる介護士さんが、”娘さんも一緒に見ててくださいね”って言ってくれたんです。
“母と私の時間も大事にしていいんだ”って思えた瞬間でした」

また、ある看護師さんに「仲良しなお二人が羨ましい」と言われたこともあったそうです。
そのとき、娘さまは “母が生きていてくれるだけで、ありがたいことなんだな”
と、改めて感じることができたといいます。

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敬老の日のジュース、ハロウィンのカード。季節を感じられるイベントの数々

暮らしのなかには、小さな季節の彩りもありました。

「敬老の日に特製のジュースをプレゼントしてくれたり、ハロウィンにはカードを一緒に届けてくれたり。
入居したら終わり、じゃなくて、ちゃんと日常が続いていく感じがすごく嬉しかったです」

食事の時間もまた、母娘にとって大切なひとときです。

「一週間に一回くらい、大好きな焼きそばパンを食べています。
“好きなものを制限なく食べられるって、すごく大事だな”って思います」

“食べたい”を叶えることは、病気と闘う人だけでなく、
それを見守る家族にとっても、大切な希望になるのだと感じさせられます。

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母の優しさと、娘の恩返し。だから「最後までそばにいたい」

娘さまは、お母さまのことをこう話してくれました。

「母は、女手一つで私と兄のことを育ててくれたんです。3歳のときに両親が離婚してから、ずっと面倒を見てくれて。
物心ついてからずっと、”いつかお返ししたい”って気持ちがありました。
だから今こうして一緒にいられることが嬉しいです」

お母さまも娘さまのことを「細やかで優しい」と話していました。

どんなときも味方でいてくれた母と、献身的に支えてくれる娘。
お二人が無理なく、少しでも笑顔で一緒に過ごせるように、CLASWELLはそんなご家族を支えられる場所でありたいと考えています。

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