私たちは、街中にあり、ご家族が通いやすく、入居者が地域とのつながりが感じられるそんな「ひらかれたホスピス」を創造しています。

CLASWELLでは、病を抱えていても、入居者の皆さまが「やりたい」と思うことを諦めず、今この瞬間を安心して過ごせるようサポートしています。
今回は、2024年2月24日にCLASWELL仙川で開催された「南米音楽コンサート」のイベントレポートです。

協力してくださったのは、吉祥寺を拠点に活動する「グルーポ・パル・パパス」という音楽グループ。
実はこのイベント、以前も大変好評をいただき、「もう一度演奏させてくれないか」とご提案をいただいたことで、再び開催することができたものです。
平日はサラリーマンをされている4名の演奏者が、珍しい南米の楽器を奏でてくださり、温かくも力強い音楽が会場を包み込みました。

14:00 演奏がスタート
迎えた当日。時間になり利用者を続々とスペースにお連れします。
また今回も、利用者のご家族や兄弟の方々をお招きし、ご入居者25人、ご家族15人の合計40人の方にご参加いただきました。


演奏が始まると、普段あまり目を開けていないご入居者の方々が、ご家族と手をつなぎ、音楽のリズムに合わせて目を開き、周りを見回して笑顔を見せてくれる瞬間がありました。
音楽が流れる中で、家族同士の温かなやり取りが生まれ、目を閉じて過ごしていた方がご家族の顔をじっと見つめる姿に、音楽の力とその場の温かさを感じました。


家庭であたりまえに暮らしていた時と同じ営みが、途切れる事なく続けられるのはご家族にとって、とても幸せな時間なのだと思います。
イベント終盤には、立ち上がって踊りだす方も。

演奏者の皆さんの珍しい楽器を参加者の方々にも実際に触れていただくことができました。
皆さんの目が輝き、楽器に触れることにワクワクしている様子が印象的でした。
音楽を聴くだけでなく、触れることでさらに深い体験となり、参加者全員にとって特別なひとときとなりました。


皆さんが音楽に身を委ね、楽しんでいる姿に、演奏者も「こんなにも楽しんでいただけて、とても嬉しい」と、みんなの心が通じあった瞬間でした。
15:00 演奏終了
演奏が終了し、最後はみんなで記念撮影。

南米音楽の力で、全身で音の刺激を感じ、皆さん顔が明るくなったように見えました。
地域の方々との交流を通じて、普段の生活では味わえない喜びがそこにはありました。

また、ある入居者に話を聞くと、「毎日楽しくってヒマがないの」と楽しそうに話しており、このようなイベントで演奏にきてくれることは多くの方が、「毎回とても楽しみ」と地域との交流を心から楽しんでいる様子が伝わってきました。

音楽やイベントを通じて「できたらいいな」を一つずつ実現していくこと。
それが私たちCLASWELLの使命であり、私たちの願いです。
次回のイベントレポートもぜひお楽しみに!
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