私たちは、街中にあり、ご家族が通いやすく、入居者が地域とのつながりが感じられるそんな「ひらかれたホスピス」を創造しています。
CLASWELLでは、病を抱えていても、入居者の皆さまが「やりたい」と思うことを諦めず、今この瞬間を安心して過ごせるようサポートしています。
今回、CLASWELL小竹向原では「ドッグセラピーイベント」を開催しました。
動物が持つ癒しの力で、入居者の皆さまに笑顔と活力を届けることを目的としたイベントです。
本記事では、当日の様子をお届けします!
また、CLASWELLの他の施設でも過去にドッグセラピーを実施しており、入居者様からの反響が非常に大きかったことが、今回のイベント開催の決め手となりました。

イベントの流れと参加者の様子
13:45 イベントスタート
スタッフの声がけで、7名の入居者様がダイニングスペースへ。
ドッグセラピストとセラピードッグ「ファン君」の登場です。
セラピストの掛け声とともに、皆さんで「ファン君!」と呼ぶと、ファン君は大きくジャンプ!
そのままセラピストの背中に乗る技を披露し、「すごい!」と拍手が起こりました。

膝の上におやつの入ったお皿をのせ、「おやつどうぞ」と声をかけると、ファン君がそっと近づいて食べる様子に、皆さん笑顔に。

「ファン君、いくよ!」と入居者様がボールを投げると、見事キャッチ!
手元まで持ってくる姿に歓声があがりました。

「まわれ」と声をかけながら手をくるっと回すと、それに合わせてファン君が回転!
入居者の膝の上にミルク皿をのせ、ファン君が飲んでいる間、優しく頭を撫でたり「かわいいねえ」と
穏やかな表情でその時間を噛み締めている様子がとても印象的でした。


最後は一人ひとりのもとを回り、「かわいいね」「良い子だったね」「また会おうね」と声をかけながら触れ合いました。

14:30 居室訪問
その後、ベッドで過ごされている5名の入居者様のもとへ。
面会に来ていたご家族も一緒に触れ合い、写真を撮るなど、あたたかい時間が流れました。
ベッド上で過ごされている方には、犬がよく見えるように体の向きを調整したり、ベッドの高さを調整し、皆さんがイベントを楽しめるように工夫をしました。
当日イベントに参加した入居者は、
「なんてきれいなワンちゃん!来てくれてありがとう。」
「昔、犬を飼っていたの。思い出すわ」
「また会いたいね」
と喜んでいただき、ご参加されたご家族からは
「前に犬を飼っていたから、とても嬉しそう」
「久しぶりに母の笑顔を見ました」
などと同様に嬉しいお言葉をいただきました。

最後に
2024年11月オープンのCLASWELL小竹向原では、入居者のご希望もあり、次回はジャズの生演奏イベントを予定しています。
CLASWELL小竹向原は、「病気だからできない」ではなく「どうしたら叶えられるか」を考え続ける場所。
社会や人とのつながりを感じながら、病室ではできなかったことを実現するサポートをする。
それが、私たちの「開かれたホスピス」の形です。
CLASWELLは、そんな「できたらいいな」を叶えるために、スタッフ一人ひとりが自ら考え、挑戦を続ける場所です。
看護師・介護士として、「ただのお世話」ではなく、一人ひとりの人生に寄り添うケアを一緒にしませんか?
CLASWELLでは一緒に働く仲間を募集しています。
応募される方は下記より直接ご連絡お待ちしております!